Q&A
Q .なぜ、子犬のしつけ方教室が、必要なのでしょうか?
A. 犬は生後1年で、ほぼ成犬になります(精神的な成熟は、
もう少しあ とですが)その1年のうち、特に生後半年間に多くのことを学ばなくてはいけません。
犬社会、人間社会でのふるまいかた、トイレトレーニング、ハウスマナー、飼い主さんとの関係作りもこの時期に学んでいきます。
私が相談を受ける成犬の問題行動(人や犬に咬みつく、近所迷惑なくら い吠える、言うことをきかない、など)のほとんどが、この時期の飼い 主さんの対応 の失敗によるものです。
しつけをそもそしていない、もしくは、叱りつけたり、体罰を使ってやりすぎたなど、知っていたらやったのに、知っていたらやらなかったのにと後悔される方が後を絶ちません。
かといって、しつけ直しはなかなか手間がかかりますから、飼主さんがあきらめてしまう場合がほとんどです。
最初から正しい知識を持って、ご自分の子犬をその子にあった方法でしつけていくことが大切です。
Q. 体罰はだめ?叱ってはいけないの?
A. 動物は自己防衛本能を持っています。犬もそうです。脅威にあったとき、自分の身を守るためには、逃げる、闘うなどの選択をしなくてはいけません。
飼主さんは‘しつけ’のつもりで叩いたり、蹴ったり、マズルをつかんだりしますが、それがとても嫌なことであったり、脅威と受け取られたら、反撃に出る場合もあります。それだけではありまん。
うなったり、咬みつくことで周りをコントロールできると学習した犬は、家庭犬として大変扱いにくい、最悪な状態だと言ってよでしょう。
私が相談を受ける、うなる、咬みつく犬は、小さい頃や若い時期に体罰を与えられているケースが少なくありません。(中にはしつけ不足のワガママ犬や超怖がりの箱入り犬の場合もありますが)
「言うことをきかんかったら、1回キャンと言うまで叩いたらいい。」とおっしやる方はまだまだ多いのですが、それが原因で最悪の事態を招くこともあります。
ぜひとも、しないでいただきたい方法のひとつです。なかったことにできませんし、お前のためを思って、と犬には言葉で説明できませんから。
叱るのも、子犬にはなかなか通用しない方法です。そもそも、子犬はまだ何が正しくて間違いなのかが理解できていません。
叱ってばかりだと、飼い主さんていつも不機嫌だ、関わらないでおこう、と思う場合が多く、その後の信頼関係が築きにくくなります。
何をするべきかをきちんと教えること、できたらよくほめてごほうびをあげること、失敗ををできるだけさせないように管理をすることで、叱るシーンをなくす努力をしましょう。



